演志の現代仏教演義

日々の生活と仏教を考える私の一人雑談。

現代仏教を考えてみたい。

 本屋に行くと仏教関係の書棚にはいっぱい本が並んでいる。たいていは、仏教について学者さんが書いたものと各宗派のお坊さんの書いたものだと思う。学問的なものと実践的なものであろう。
 書いてあることは、専門家がご苦労をされたものですばらしいものだと思う。しかし、私には一抹の不満?(不安?)が残る。仏教は人生の苦の消滅を眼目とする教えである。今、本棚にある書籍で本当に苦の消滅ができるものなのだろうか。学問研究は別として、よくありがちな「考えない」「気楽に生きる仏教の教え」、なあんてことで、本当に苦が消滅するんだろうか。こんなんでいいんやろうか。
 本日、ただ今、今ここで、頭を抱えている私に仏教はどのように声を掛けてくれるのか。今日から私が自分の頭で考えてみたいと思う。どこにいくかはわからない。